「どのような商品をお望みでしょうか?」
多くの資産運用窓口で最初に聞かれることではないでしょうか。
しかし、資産運用のアドバイスを求めてこられる投資家の方は、自分がどんな商品を望んでいるのか、それがわからないから来店しているのです。
わかっていたら、これだけインターネットの発達している現代ですから、そんなものは検索一発で見つかります。アドバイスなど必要ないのです。
私の質問は
「現在の資産運用について何がご不満または不安でいらっしゃったのでしょうか?」
です。
商売のたとえで
「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」
という名言があります。
同じように資産運用のアドバイスを求めてこられる投資家は、その金融商品が欲しいわけではなく、求めている結果が欲しいのです…
そのことを強く意識して私は資産運用のアドバイスを行っています。
初めての資産運用ならその不安の原因を一緒につきつめて解消し、現在行っている資産運用の結果が自分の考えと違っているという不満があれば、その原因を考え解消する方法を提示する。
投資家の考えは一人一人違います。
約30年間、延べ1000人以上の投資家を見てきた経験を生かし、その方一人一人にあったアドバイスが行えるよう日々努力しています。