株式の銘柄選択、資産運用の戦略等、ランダムウォーク理論に導かれる平均というものを超えるためにはなんらかのアイデアが必要である。
そういうアイデアを生み出すにはどうすれば良いのか。わずか60ページほどのこの本が明らかにしてくれる。
この本から学ぶ、資産運用に役立つキラーフレーズとは……
本の概要:
アマゾン選定、これだけは読んでおきたいオールタイムベストビジネス書100入り!
1940年から世界中の人々を魅了し続ける不変の法則。不朽の名著。
アイデアをどうやって手に入れるかという質問への解答がここにある。著者:
ジェームス・W.ヤング(1886-1973)
アメリカ最大の広告代理店トムプソン社の常任最高顧問。アメリカ広告代理業協会(4A)の会長などを歴任。広告審議会(AC)の設立者で元チェアマン
『アイデアのつくり方』より
この本から学ぶ、資産運用に役立つ必殺フレーズ
“集めてこなければならない資料には二種類ある” p.34
解説
“集めてこなければならない資料には二種類ある”
まずアイデアのつくり方について概略をまとめておきます
アイデア作成の基礎となる一般的原理
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」
身近な例でいうと携帯電話+パソコン=iPhone
ということです
ここに行き着くまでには次の5段階の工程があります
- 資料を収集する
- 資料を咀嚼する
- 問題を放棄する(無意識の部分に移す)
- 急にアイデアを思いつく
- アイデアを具体化する
この最初の段階、資料を収集するの資料には
特殊資料
個別銘柄の資料や自分自身の金融資産の状況など、必要なアイデアに固有の資料
一般的資料
いわゆるリベラルアーツと呼ばれる一般教養的なもの、汎用的な資料
の二種類があります
このブログで扱っている「資産運用に役立つ〜」はこの一般資料を充実させるために役立ちそうな内容を目的としています
ぜひあなたの投資アイデアの一助になることをお祈りしています
総合評価
難易度
初級(初心者〜)
資産運用の役立ち度(星1~5)
⭐️⭐️⭐️⭐️
名著中の名著ですが翻訳が直訳すぎて読みにくい。全てをきっちり読むのに拘らずエッセンスを吸収するイメージで読むと良い